社会とともに持続的な成長・発展を目指している、私たちFUJIDAN。
CSRは事業活動と別にあるものではなく、事業活動の一つだと考えています。
活動を推進するうえで、お客さまや地域社会と連携し、自社の特徴を十分に
理解して、FUJIDANだからこそできる最適な活動を創りだします。
自然豊かな環境に立地する本社工場は、働く環境としてはもちろん製品作りに最適な衛生環境を整えています。
工場棟に入る前に、除菌処理された前室で靴の履き替え・手洗いを行うことで、衛生管理を徹底します。
搬出口のシャッターを二重にすることで、虫やほこりなどをシャットアウト。外部からの異物混入を防ぎます。
協力企業より24時間受け入れ体制をとっているため、搬入口にも配慮。外部環境との遮断は欠かせません。
工程において出る廃段ボールは、細かく粉砕し約500㎏の塊にしたのち、リサイクル業者に引き取られます。
災害などの万が一の事態にも対応するため、太陽光パネルによる電力を緊急使用できるシステムを備えています。
春には竹の子掘りもできる竹林や豊かな水をたたえる調整池を有した、自然豊かな環境のなかで製造しています。
正面に池を臨む食堂は、社員のリラックスの場。いろいろなアイデアが浮かぶので打ち合わせにもぴったりです。
夏場の工場内の温度を少しでも下げるために、敷地内にある井戸水をくみ上げ屋根に散水をしています。
会社の発展には社員一人ひとりの健康が基本になります。
FUJIDANは健康経営に取り組むことで、社員が働きやすい環境を創出します。
上記1~8の取組を評価していただいた結果、「健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)」および「事業所まるごと健康宣言優良取組事業所」として表彰していただきました。
FUJIDANでは社員が自主運営する「富士友好会」があり、バラエティーに富んだ部活動や社員同士の親睦を図るためのイベントを実施しています。
友好会一覧
決算月の2月末に毎年実施する社員家族会。当年の会社の業績や取り組みについて報告を行った後、社員やその家族同士が親睦を深めるためのアトラクションを催すもので、毎年盛況を博しています。
地域の皆様のご協力なくして企業活動は成り立ちません。
FUJIDANは地域の皆様にどれだけ貢献できているかを常に考え企業活動を行っています。
南海トラフ地震等の激甚災害が起こった際、避難所向けの段ボール製間仕切等の災害用段ボール製品の提供を東かがわ市と締結。その他、同協定にはFUJIDANの敷地を救援物資の荷捌き場として提供することも含まれます。
FUJIDANの西側に隣接する農業用調整池の「原間池(わらまいけ)」は、冬には越冬のための鳥が訪れるなど四季に応じて様々な風情を楽しむことができます。そんな貴重な自然を守るべく地元の水利組合の皆様と一緒に池の保全・清掃活動を行っています。
BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと。FUJIDANはBCPにいち早く取り組み、災害時における事業継続の方法を毎年見直しています。
段ボール工場ではどのようにして段ボール製品ができているのか、またどんな仕事があるのか、地元の小学生には工場見学を通して理解していただき、中学生には職場体験を通じて体感していただいています。
毎年6月に開催される「じもと×しごと発見フェア」は、地元の3中学校の2年生全員を対象に、東かがわ市内の企業が合同で企業説明会を行います。
「じもと×しごと発見フェア」でFUJIDANに興味を持っていただいた生徒さんによる職場体験を実施しています。3~5名の生徒さんが段ボール製品の製造工程見学や軽作業を実際に体験します。
ここ最近、ものづくり現場を見学する目的でFUJIDANの会社見学が多くなっており、小学生にとどまらず中学生、高校生と幅広く受け入れています。会社見学に来ていただいた生徒さんの中から、将来FUJIDANに入社される方が一人でもいらっしゃることを期待しています。
FUJIDANは香川高等専門学校と様々な取り組みを行っています。一つ目に機械工学科の1年生を対象にした共同教育(対象期間:前期)では、身の回りにある製品を参考に、段ボールで今までにない製品開発を行うもの。二つ目は、段ボール飛行機の協同開発。専攻科の学生を中心に段ボール製のラジコン飛行機を制作しています。段ボールでラジコン飛行機?夢のような話に聞こえるかもしれませんが、実現させるために熱心に取り組んでいます。